熱中症・脱水症状を予防する水分補給と食事のポイント
~暑い夏を元気に過ごすために~
夏になると「熱中症」や「脱水症状」で体調を崩す方が増えます。特に高齢者や小さなお子さん、屋外で仕事やスポーツをする方は注意が必要です。
熱中症は命に関わることもありますが、毎日の水分管理や食事を意識することで予防できる病気です。厚生労働省も、のどが渇く前からこまめに水分を補給することや、暑さを避ける行動を推奨しています。
熱中症・脱水症状とは?
私たちの体は汗をかくことで体温を調節しています。
しかし、
- 大量に汗をかく
- 水分や塩分が不足する
- 暑い環境に長時間いる
このような状態になると体温調節がうまくできず、熱中症や脱水症状を起こします。
このような症状はありませんか?
- のどが渇く
- めまい・立ちくらみ
- 頭痛
- 吐き気
- 強いだるさ
- 足がつる
- 尿の量が少ない
- 尿の色が濃い
症状が進行すると意識障害やけいれんを起こすこともあり、早めの対応が大切です。
水分補給のポイント
熱中症予防で最も大切なのは「のどが渇く前に飲むこと」です。
普段の水分補給
おすすめは
- 水
- 麦茶
一度に大量に飲むよりも、コップ1杯程度をこまめに飲むことが大切です。
朝起きた時、外出前、入浴前後、就寝前にも水分補給を心掛けましょう。
汗をたくさんかいた時は
長時間の屋外作業や運動などで大量に汗をかいた場合は、水だけでは塩分が不足することがあります。
このような場合には
- 経口補水液
- スポーツドリンク(糖分の摂り過ぎには注意)
などを上手に利用しましょう。
※高血圧や腎臓病、心不全などで水分や塩分制限がある方は、医師の指示に従ってください。
熱中症予防に役立つ食事
実は、体に必要な水分の一部は食事からも補給されています。
暑くて食欲が落ちても、できるだけ3食食べることが大切です。
積極的に摂りたい食品
- 野菜(きゅうり、トマトなど)
- 果物(スイカ、メロン、オレンジなど)
- 味噌汁
- 豆腐
- 牛乳・ヨーグルト
これらは水分だけでなく、ミネラルや栄養補給にも役立ちます。
食欲がない時は
冷たい麺だけで済ませる日が続くと、たんぱく質不足になり体力が低下しやすくなります。
そうめんやうどんには
- 卵
- 鶏肉
- ツナ
- 納豆
などを加えて栄養バランスを整えましょう。
特に注意が必要な方
次のような方は熱中症になりやすいため、周囲の見守りも大切です。
- 高齢者
- 小さなお子さん
- 糖尿病や高血圧などの持病がある方
- 屋外で働く方
- スポーツをする方
室内でも熱中症は起こります。エアコンを適切に使用し、室温管理を行いましょう。
このような症状があれば早めに受診しましょう
- 水分が飲めない
- 嘔吐を繰り返す
- 強い頭痛
- 意識がぼんやりする
- 高熱が続く
- 呼びかけへの反応がおかしい
重症化すると点滴や入院が必要になることもあります。
まとめ
熱中症・脱水症状は毎日の生活習慣で予防できる病気です。
- のどが渇く前からこまめに水分補給
- 汗を多くかいた時は塩分も補給
- 食事を抜かず栄養バランスを意識する
- エアコンを適切に使用し暑さを避ける
みやま市・柳川市周辺で、熱中症や脱水症状が心配な方、めまいや強いだるさ、食事や水分が十分に摂れないなどの症状がある方は、早めの受診をおすすめします。渡辺医院では、熱中症や脱水症状の診察・点滴治療(必要と判断した場合)など、一人ひとりの症状に応じて対応しています。気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。
