夏バテ・胃もたれ・食欲不振…夏のお腹の不調を改善する食事と運動のポイント
暑い日が続く夏は、「食欲がない」「胃がもたれる」「お腹の調子が悪い」といった症状を感じる方が増えてきます。
夏バテは単なる疲れではなく、胃腸の働きが低下することで起こることも少なくありません。
今回は、夏のお腹の不調を改善する食事や運動についてご紹介します。
なぜ夏は胃腸の調子が悪くなるの?
夏は次のような原因が重なることで胃腸が疲れやすくなります。
- 冷たい飲み物やアイスの摂りすぎ
- エアコンによる体の冷え
- 汗をかくことで起こる脱水
- 暑さによる睡眠不足
- 自律神経の乱れ
これらが重なることで胃酸の分泌や胃腸の動きが低下し、
- 胃もたれ
- 食欲不振
- 吐き気
- 下痢
- 便秘
などの症状が現れます。
胃腸にやさしい食事のポイント
① 一度にたくさん食べない
食欲がないときは無理に食べる必要はありません。
1日3食にこだわらず、少量を数回に分けることで胃への負担を軽くできます。
② 消化の良いものを選ぶ
おすすめの食材
- おかゆ
- 雑炊
- うどん
- 豆腐
- 白身魚
- 鶏ささみ
- 卵
- バナナ
- ヨーグルト(乳製品でお腹を下しやすい方は無理をしない)
③ たんぱく質をしっかり摂る
夏バテでは筋肉量も減りやすく、疲れが取れにくくなります。
- 鶏肉
- 魚
- 卵
- 大豆製品
などを毎食少しずつ取り入れましょう。
④ ビタミンB群を意識する
糖質をエネルギーに変えるためにはビタミンB群が必要です。
多く含む食品
- 豚肉
- 納豆
- 枝豆
- 玄米
- うなぎ
⑤ 水分はこまめに補給
一度に大量ではなく、
コップ1杯程度をこまめに飲むことがおすすめです。
汗を多くかく日は経口補水液やスポーツドリンクが役立つ場合もありますが、糖分の摂り過ぎには注意しましょう。
夏バテ予防には軽い運動もおすすめ
暑いと運動不足になりがちですが、軽い運動は胃腸の働きを整えます。
おすすめは
- 朝夕の散歩(20〜30分、※屋外では熱中症に注意を)
- ストレッチ
- 軽い筋力トレーニング
- ラジオ体操
無理のない範囲で続けることが大切です。
こんな症状は受診をおすすめします
次のような場合は夏バテだけではない病気が隠れていることがあります。
- 食欲不振が1週間以上続く
- 強い腹痛
- 繰り返す嘔吐
- 血便や黒い便
- 発熱を伴う下痢
- 急激な体重減少
- 水分も摂れない
胃炎や胃潰瘍、胆のう・膵臓の病気、感染性胃腸炎などが原因の場合もあります。
渡辺医院でご相談ください
夏の胃もたれや食欲不振は、「夏バテだから」と様子を見てしまいがちですが、症状が続く場合は早めの受診をおすすめします。
渡辺医院(みやま市)では、胃腸科として、胃もたれや腹痛、下痢、便秘、吐き気などのお腹の症状を幅広く診療しています。必要に応じて胃カメラ検査や腹部超音波検査などを行い、原因に応じた治療をご提案します。
みやま市だけでなく、柳川市、大牟田市、筑後市など近隣地域からも多くの患者さんにご来院いただいています。夏のお腹の不調や食欲不振でお困りの際は、お気軽にご相談ください。
