夏の便秘はなぜ起こる?食事や運動で改善するポイント
夏でも便秘になることをご存じですか?
「便秘は冬に多い」と思われがちですが、実は夏にも便秘で悩まれる方は少なくありません。
暑い季節は汗をかくことで体内の水分が不足しやすくなります。さらに、暑さによる食欲低下や冷たい飲み物・食べ物の摂りすぎ、運動不足などが重なることで、腸の動きが低下し、便秘につながることがあります。
今回は、夏の便秘を予防・改善するための食事と運動についてご紹介します。
夏に便秘になりやすい原因
1. 水分不足
汗をかく量が増える夏は、体の水分が不足しやすくなります。水分が不足すると便が硬くなり、排便しづらくなります。
2. 食欲低下
暑さで食事量が減ると、食物繊維の摂取量も少なくなります。腸への刺激が減るため、便秘になりやすくなります。
3. 冷たい飲食物の摂りすぎ
冷たい飲み物やアイスなどを摂りすぎると胃腸の働きが低下し、腸の動きが鈍くなることがあります。
4. 運動不足
暑さで外出や運動を控えることで、腸を刺激する機会が減り、便秘につながることがあります。
夏の便秘改善におすすめの食事
水分をこまめに補給する
のどが渇く前から、こまめに水や麦茶などで水分を補給しましょう。
一度に大量に飲むよりも、少量ずつ数回に分けて飲むことがおすすめです。
食物繊維を意識して摂る
便秘改善には食物繊維が欠かせません。
おすすめの食品
- 野菜(オクラ・モロヘイヤ・ごぼうなど)
- 海藻類
- きのこ類
- 豆類
- バナナ
- キウイ
- プルーン
発酵食品を取り入れる
腸内環境を整えるために、
- ヨーグルト
- 納豆
- 味噌
- キムチ
などの発酵食品もおすすめです。
朝食を抜かない
朝食を食べることで胃や腸が刺激され、排便のリズムが整いやすくなります。
便秘改善におすすめの運動
激しい運動である必要はありません。
ウォーキング
20〜30分程度のウォーキングを週に数回行うだけでも腸への刺激になります。(熱中症に注意してください)
ストレッチ
体幹や腰回りを伸ばすストレッチは腸の動きを促す効果が期待できます。
軽い筋力トレーニング
腹筋やスクワットなどで腹筋を鍛えると、排便時に必要な腹圧をかけやすくなります。
このような便秘は早めに受診しましょう
次のような症状がある場合は、市販薬だけで様子を見ず、医療機関への受診をおすすめします。
- 血便がある
- 強い腹痛を伴う
- 吐き気や嘔吐がある
- 便が細くなった
- 急に便秘になった
- 体重減少を伴う
- 便秘が長期間続いている
大腸の病気などが隠れていることもあるため、適切な診察や検査が大切です。
まとめ
夏の便秘は、水分不足や食生活の乱れ、運動不足などが重なって起こることが少なくありません。
毎日の食事や適度な運動を心がけることで改善が期待できます。
それでも便秘が続く場合や、腹痛・血便などの症状を伴う場合は、自己判断せず医療機関へご相談ください。
渡辺医院(みやま市)
渡辺医院では、便秘をはじめとした消化器症状や一般内科診療を行っています。
「便秘が続く」「市販薬を飲んでも改善しない」「腹痛や血便がある」など気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。
みやま市はもちろん、柳川市・筑後市・大川市など近隣地域の皆さまの診療にも対応しております。
