ピロリ菌がいても除菌したら安心?胃がん検診が大切な理由【みやま市・柳川市】
「ピロリ菌は除菌したからもう胃がんの心配はないですよね?」
外来でよくいただく質問です。
実は、ピロリ菌を除菌すると胃がんのリスクは大きく下がりますが、ゼロになるわけではありません。
そのため、除菌後も定期的な胃がん検診(胃カメラ)がとても重要です。
今回は、ピロリ菌と胃がんの関係、そして胃がん検診を受けるべき理由について分かりやすく解説します。
ピロリ菌とは?
ピロリ菌は胃の中に住みつく細菌です。
感染すると胃に慢性的な炎症が起こり、
- 慢性胃炎
- 胃潰瘍
- 十二指腸潰瘍
- 胃がん
などの原因となります。
特に胃がんとの関係は非常に深く、日本人の胃がんの多くはピロリ菌感染が関係していると考えられています。
除菌したら胃がんにならない?
答えは「リスクは下がるが、ゼロではありません。」
ピロリ菌による炎症が長年続くと、胃の粘膜は
胃炎
↓
萎縮性胃炎
↓
腸上皮化生
という変化を起こします。
ここまで進行すると、除菌しても胃がんが発生する可能性は残ります。
つまり
除菌=ゴール
ではなく
除菌+定期的な胃カメラ
が大切なのです。
胃がん検診はなぜ必要?
胃がんは初期にはほとんど症状がありません。
しかし早期に見つけることができれば、
内視鏡治療だけで治るケースも多くあります。
胃カメラでは
- 早期胃がん
- 胃炎
- 胃潰瘍
- ピロリ菌感染が疑われる胃
などを詳しく観察できます。
このような方は胃カメラをおすすめします
✓ ピロリ菌を除菌したことがある
✓ ピロリ菌陽性と言われたことがある
✓ 胃炎があると言われた
✓ 胃がんの家族歴がある
✓ 40歳以上で胃カメラをしばらく受けていない
みやま市・柳川市の胃がん検診
当院では、みやま市・柳川市の胃がん検診(胃カメラ)を実施しています。
対象となる方は、市町村の制度を利用して自己負担を抑えて受診できます。
※対象年齢や費用は年度によって変更されることがありますので、お気軽にお問い合わせください。
渡辺医院では
当院では苦痛の少ない胃カメラを心がけています。
検査前には医師が丁寧に説明し、不安なことがあれば何でもご相談ください。
胃がんは早期発見・早期治療が何より大切です。
「症状がないから大丈夫」ではなく、定期的な検診で胃の健康を守りましょう。
